子供の名前
僕はいつものように肩身の狭い思いでバスケをしていた
すると1人の女の子が僕に声を掛けてくれた
僕はその子にコバユとイッシーに相手にされない最近の話をしたのだった
悲劇のヒロインの話
相談女の話
その子はその2人から僕の話を聞いていたにも関わらず僕と話してくれ
さらには僕の言うことをわかってくれた
僕は心底嬉しかったし心の枷が外れた気がした
そう
その子のおかげで僕は君にも気付けたのだった
やっと現れた僕の理解者
そしてその子の一番の友達
それが君だった
ようやく底の無いはずの沼の底が
僕には見えた気がした