子供の名前

バイトめんどくさいなぁ…




とか考える僕の頭はようやく目覚め始めた




そして




あることに気付くのだった













まだ朝かもしれない












僕は慌てて車の時計を見た




6:18





朝か夕方かわからねぇ!





僕は時報に繋ごうとした





でも電話番号がわからねぇ!










結局僕は携帯を駆使して




その時が夕方の6時でないことを知るのだった






寝起きの僕には12時間のタイムラグがあり




その時期の午前6時と午後6時の薄暗さは余りにも酷似していたのだった






バイト先の目の前まで来てしまっていた僕は仕方なく車を出し始め




そしてしばらくハザードを炊いたまま人通りの少ない朝の街を帰ってゆくのだった




夕方また来なければならないという事実と共に…


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