恋愛王子の落とし方
私は生まれて初めて異性を好きになった。

毛嫌いしていた恋をした。

今日、やっと認めることが出来た。

そして、大切にすべき人が出来た。

「先輩、俺と付き合って下さい」

「はい」

だから、ヒナタのことを一生大切にしたい。

私はお母さんたちと同じことをしない。

たとえこの感情が儚いものだとしても私はずっとヒナタを大切にする。

どんなことがあっても守る。

それが私の出した答えだよ。

お母さん、お父さん。

約束、守るからね。
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