恋愛王子の落とし方
「初カノ記念日って何?」
「…………ぶっ!!」
分かりやすくヒナタは動揺している。
「なんでそれを…………」
「見ちゃったの」
「恥ずっっ!」
顔を赤くし、手で顔を覆った。
「あれは、中二の時に書いて…………」
中ニ?
書いた当時、私たちは小学生だよね?
「えーと………先輩に会いたくなって図書館に行ったら手紙を思い出して、見てみたら、何か書きたくなって………それで」
たどたどしい。
「どういう意図?」
「先輩と再会して付き合うことを前提に書いただけ。だから意図は………」
「あるんでしょ!」
「そうだよ!先輩と付き合った記念の日に開けるつもりだったんだよ!」
こいつは、そんなところまで………
「私にとってはヒナタといる日、全てが記念日よ」
「うん…」
「…………ぶっ!!」
分かりやすくヒナタは動揺している。
「なんでそれを…………」
「見ちゃったの」
「恥ずっっ!」
顔を赤くし、手で顔を覆った。
「あれは、中二の時に書いて…………」
中ニ?
書いた当時、私たちは小学生だよね?
「えーと………先輩に会いたくなって図書館に行ったら手紙を思い出して、見てみたら、何か書きたくなって………それで」
たどたどしい。
「どういう意図?」
「先輩と再会して付き合うことを前提に書いただけ。だから意図は………」
「あるんでしょ!」
「そうだよ!先輩と付き合った記念の日に開けるつもりだったんだよ!」
こいつは、そんなところまで………
「私にとってはヒナタといる日、全てが記念日よ」
「うん…」