恋愛王子の落とし方

「そういえば、あんたはこんな遅くまで何してたの？」

「学校の近くの公園でバスケ」

え？

学校ですればいいじゃん。

「先輩の邪魔したくなかったし」

そんな事まで。

「バカ。選手がマネージャーに気を使うな」

タオルを投げつけた。

「汗かいてるようだし、しっかり拭くのよ。じゃあね」

宮島くんを残し、帰っていった。

「そういうところ、マジで好きだな。。」

赤くなってるなんて知らないで。