恋愛王子の落とし方
昼休み、いつものように屋上に行った。
いつもは三人で行くのだけど、今日はサキと二人で行った。
話ながら屋上のドアを開けようとすると、怒鳴り声が聞こえた。
「仁のそういうとこ、大嫌いだ!!」
この声はミナ?と言わんばかりにサキと顔を見合わせた。
「僕だって、ミナの怒りっぽいとこ嫌いだね!!」
ミナが怒りっぽい??
けして怒らない性格だと思うけど?
どーゆーことよ?
足音がドアに近づいてきた。
やばっと思い、サキと急いで階段を下りて美術室に入った。
「危なかったね」
「うん」
足音が遠ざかるのを見計らって、屋上に戻った。
ドアを開けると、ミナが泣き崩れていた。
いつもは三人で行くのだけど、今日はサキと二人で行った。
話ながら屋上のドアを開けようとすると、怒鳴り声が聞こえた。
「仁のそういうとこ、大嫌いだ!!」
この声はミナ?と言わんばかりにサキと顔を見合わせた。
「僕だって、ミナの怒りっぽいとこ嫌いだね!!」
ミナが怒りっぽい??
けして怒らない性格だと思うけど?
どーゆーことよ?
足音がドアに近づいてきた。
やばっと思い、サキと急いで階段を下りて美術室に入った。
「危なかったね」
「うん」
足音が遠ざかるのを見計らって、屋上に戻った。
ドアを開けると、ミナが泣き崩れていた。