恋愛王子の落とし方
カナside
最近、変な男子が話しかけてくる。
名前は宮島ヒナタ。
同じ部活の人らしいけど、全く誰か分からない。
そのくせ、なぜか呼び捨てしてくるし。
恐怖すら覚えていた。
そういうときはボール磨きに限る!!
悲しいとき、辛いとき、苦しいときはだいたい掃除すると落ち着く。
だから、毎日使うため汚れてしまうボールを磨いている。
ドンドンドン
この音は…………!
そう思って体育館を覗くと宮島くんがシュート練習をしていた。
「綺麗……………」
思わずそう呟いてしまった。
「カナ?」
それに気づいた宮島くんが振り向いた。
最近、変な男子が話しかけてくる。
名前は宮島ヒナタ。
同じ部活の人らしいけど、全く誰か分からない。
そのくせ、なぜか呼び捨てしてくるし。
恐怖すら覚えていた。
そういうときはボール磨きに限る!!
悲しいとき、辛いとき、苦しいときはだいたい掃除すると落ち着く。
だから、毎日使うため汚れてしまうボールを磨いている。
ドンドンドン
この音は…………!
そう思って体育館を覗くと宮島くんがシュート練習をしていた。
「綺麗……………」
思わずそう呟いてしまった。
「カナ?」
それに気づいた宮島くんが振り向いた。