恋愛王子の落とし方
そういえば私、宮島くんの家知らない。

でも、宮島くんを一人で帰すことは出来ず、家を教えてもらいながら帰ることにした。

「ここ?」

「…………うん」

宮島くんの家は大きかった。

豪邸………お金持ち………。

「ありがと。心配かけてごめん」

「いいのよ」

話していると、

「あ!カナちゃん!」

そう呼ぶ声が聞こえた。

私を知ってる?

振り返って顔を見てみると宮島くんにそっくりの女性がいた。
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