狐と鈴の音いつまでもฅ^•ﻌ•^ฅ
九尾の種類ฅ^•ﻌ•^ฅ
雅楽は自分でいろいろ調べてみた。

九尾は1000年以上生きた狐がなるもので、普通の狐でも1000年以上生きればなれるらしい。
普通の狐の九尾でも珍しいのに、白狐。
しかも九尾の白狐なのだ。

1000年以上生きた普通の狐は、黄色い毛並みから次第に金色に変わっていく。
1000年以上生きた白狐は、次第に銀色の毛になる。


天上には、いろいろな九尾がいるらしい。

黒い狐は闇九尾で、青い瞳にしなやかな黒い毛だ。

白狐から九尾に変わったものは犬神と呼ばれ、毛並みがとても美しい。

水の妖術を使うのが、水狐。
水色の毛に、青い瞳、手足、尾の先だ。

オレンジがかった毛並みを持つのは炎狐で、見る角度によって、赤にも黄色にも見える。
まるで炎のようだ。

白い毛並みにエメラルドの尾、瞳、手足を持つのが氷狐だ。


どの九尾も綺麗な毛並みをしている。


今まで集めた情報を見て雅楽が思ったのが、あの白い狐だ。
おばあちゃんは、あの狐は九尾だと言っていたから、1000年以上生きたことになる。
一体何年生きているのだろう。

雅楽は、おばあちゃん家ではとても楽しい時間を過ごした。
狐について調べたり、考えたり出来た。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間で、翌日、おばあちゃんと別れて家に帰った。

その日の夕方、雅楽は太陽が照り付ける森の中を走った。
いつも神社に居るはずの狐が見当たらない。
近くの川や岩穴を探したが、どこにも狐はいなかった。
そろそろ日もくれてきたので、雅楽は家に帰ることにした。
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