俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。
車内アナウンスが流れ、



「続きは夜」




メイク室を出た。





改札を抜けるとさすが都会だ。





「ここからバスで移動するからな」



と指示をし、いつもの教師の俺になる。





もちろん、まりなにも普通に接する。




ホテルにつき受付をすませ鍵を渡す。




俺の部屋は偶然にもまりなの隣だった。



「おう、まりな。よかったな。お前俺の部屋の隣だな。襲いに来るなよ」



いつも通りに話すと反応に困るまりなはかわいかった。








そして、解散をしてエレベーターに乗り込んでいく。



次のエレベーターを待つまりなを呼んだ。






ビクッと肩をあげこちらを振り向く




「なに?」








別にようはなかったが二人になりたくて





「これ、運んでくれないか?やってくれたら、ななせと三人で晩御飯行こうぜ。
もちろん、俺のおごりで」




「それならいいよ」



と快く引き受けてくれた。




エレベーターに乗り込むとまりなは意識してくれているのか妙に距離が近い。



俺も久しぶりにドキドキしている。





< 11 / 66 >

この作品をシェア

pagetop