俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。
静かにまりなの部屋に入ると、制服はきれいにハンガーにかけておいてある。

部屋の中は整理整頓されていて、とてもきれいだった。




そして、まりなの後ろに立つと、まりなは


「はい、お待たせ。」



と言いながら振り返る。




その返事に


「来ちゃった」


というと、まりなは


「あーもうなんではいってくるの」


と冗談だとは知っていても、口を膨らませてムッとする。



ちょっと、赤くなっているほっぺが愛くるしい。



俺は、一旦、平常心に戻ろうと、いつもまりなとななせと3人で話す話題を振ってみる。




「そういえばさ、お前らは本当に下ネタ好きなのか?」





ドン引きのまりなの顔を見て


完全にやらかしたと思ってしまった。



「え?何言ってんの?」


と犯罪者を見るような目で俺を見ながらそう返事した。




「いや、どんなの見てるのかな?と興味本位で」





また、墓穴を掘ってしまった。





「鈴木だって見るでしょ」


と聞かれたが、残念ながらそんなのは見ない。
見るぐらいなら実際に触る方を選ぶ。




「いや、俺は性欲ないからな」



と半分嘘をつく。




「絶対嘘!!」



とすぐに見破られてしまったがそこは普通の顔で答えると




まりなは携帯を取り出し
こんなんかな?と


サイトを見せてくれた。




まさか、本当に見せてくるなんて、そこは想定外だった。





そして、まりなは動画の再生ボタンを押して見せてくれた。






別に見たいとは言っていないのに、なんだか横でニヤニヤしているまりなを少し、いじめたくなった
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