俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。
第2章
俺とまりなと思い
濃い2泊3日の研修も終わり、奥さんに頼まれていたお土産を買って帰宅した。
しかし、俺は家に帰りたくなかった。
何も知らない奥さんを見るのがつらいと思ったからだ。
「ただいま」
リビングの扉を開けると俺の席にはちゃんと晩御飯が用意してあって、キッチンからは
「おかえり」
と3日ぶりに見る奥さんの顔はやはり、きれいだった。
お土産を渡すと
これこれ~
っと言って仏壇にお供えをしに行く。
こんなにも幸せで、何一つ不自由のない暮らしだったが、
俺はなんでこんな、最低な、
人間のクズみたいな
行動を、行為をしてしまったのだろう。
「いただきます」
と言ってお茶碗を持つが、ご飯がのどを通らない。
俺はあのことを奥さんに正直に話そうかと口を開く。
「あのさ…」
と言おうとしたところで
俺の言葉をかき消すように
「ところで、楽しかったの?」
っと聞かれ
「まあな。疲れたけど」
タイミングをすっかり逃してしまった。
しかし、俺は家に帰りたくなかった。
何も知らない奥さんを見るのがつらいと思ったからだ。
「ただいま」
リビングの扉を開けると俺の席にはちゃんと晩御飯が用意してあって、キッチンからは
「おかえり」
と3日ぶりに見る奥さんの顔はやはり、きれいだった。
お土産を渡すと
これこれ~
っと言って仏壇にお供えをしに行く。
こんなにも幸せで、何一つ不自由のない暮らしだったが、
俺はなんでこんな、最低な、
人間のクズみたいな
行動を、行為をしてしまったのだろう。
「いただきます」
と言ってお茶碗を持つが、ご飯がのどを通らない。
俺はあのことを奥さんに正直に話そうかと口を開く。
「あのさ…」
と言おうとしたところで
俺の言葉をかき消すように
「ところで、楽しかったの?」
っと聞かれ
「まあな。疲れたけど」
タイミングをすっかり逃してしまった。