俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。
「テスト勉強進んでるか?」



「うん。でも、生物意味わかんなすぎ~」


「今度、個別指導してやるよ」


「やだ~、先生がそんなこと言うとなんだかやらしいね(笑)」


「おい、俺を変態扱いするな」


「うそ、うそ。ごめんごめん」


2人の笑い声が俺の車に響く。

「家についちゃった」



と言うと


「そっか~。さみしいな」



としょんぼりするまりな。



「テストがんばったらご褒美上げるから、頑張りな」



と言うと


「うん!!」

と嬉しそうに言って



おやすみで電話を切った。



通話時間はいつの間にか2時間を超えていた。


予想通り帰ったのは0時を過ぎていた。



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