俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。
そして、中間テストが始まる日まで俺はちょくちょくまりなと連絡を取りながら、テストの作成に取り組んでいた。



そして、テストが始まった。




試験監督表が配られる。



そこにはまりなのクラスに監督に行く時間が3回もあった。



俺は小さくガッツポーズをして嬉しくなった。







そして、まりなのクラスを見に行く時間になった。
俺はあえて、まりなには伝えずに行った。


チャイムが鳴り、教室に入っていくとまりなは案の定驚いた顔をしていて、面白かった。


俺たちはきっと暗黙のルールが存在するのだろう。

”馴れ馴れしくしない”



これが俺たちのルールと言っても過言ではないだろう。


教室では、学校では俺とまりなは



教師と生徒だからだ。



テストを配り教卓の前に行きテストが始まった。

ここから、正直やることは少ない。
という、ない。


俺はみんなを見ている風で、頑張っているまりなの姿を見ていた。

10分くらい経って、椅子に座っているのもつまらなくなり、みんなの進歩状況を見に行った。


完璧に勉強をしてきているやつ

まったくやってないやつ

やってきたけど全部飛んでしまったやつ


様々だ。


まりなはもちろんだが、ああ見えて、ななせもできる方だ。
まりなもななせも真剣な目で取り組んでいて感心した。

終わったらおごってやるか

なんて思っていると、一瞬にしてテストが終了のチャイムが鳴った。
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