俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。

担当教科の先生にテストを私に行き時刻を見るともうお昼を過ぎていた。


近くのコンビニでも行こうと財布を持って学校を出た。


俺の好きにアイスコーヒーと最近は待っているサラダチキンを買って学校に戻った。


ご飯くらい、一人で食べたいと生物準備室に向かうと、なんだか騒がしい声が聞こえる。

教室に行くと、テスト終わりのななせとまりなが弁当箱を持ってきていた。



「あれ、何なん。待ってたんか？」


「うん、だってせんせいと食べたかったから」



「もーななせはほんとにかわいいな。」


というと照れるななせ。
まりなをななせに見つからないようにそっと見るとお決まりのぷっとほっぺを膨らませていた。
そして、俺たちは机を３つくっつけて、円になってご飯を食べた。


たまにはこういうのも悪くないなと思いながら、
サラダチキンを頬張る。



ななせとバカみたいな言い合いをしている横でいつも笑うまりな。
今日もその光景は変わらなかった。


ななせとの話に盛り上がっていると横からスース―と寝息が聞こえる。



「ねえ先生」



ん？



二人してまりなを見ると案の定寝ていた。



「どうしよ、先生。起こして帰ろうかな」



「あーいいよ。いいよ。寝かしといてやれ」



「そう、先生の邪魔にならない？」



「あー、いや、職員室へ戻るから勝手に起きて帰るだろ」



「そっか。じゃあ、先生。任せたよ。私今から塾行ってくる」





と言ってななせは帰っていった。



俺はこのまま寝かしてあげようと思ったが一応声をかけてみる。






「おい、まりな。」



と声をかけるとんーっと言って目を開ける。



ぼけーっと寝ぼけたまりなの表情は見たことのない顔だった。
かわいかった。



まりなは俺の頬を人差し指で触ってキスをしてくれた。



まりなからの不意すぎるキスに照れと驚き、嬉しさ様々な感情が俺の身体全体を駆け巡る。



俺の表情を見たまりなは、ニコッと笑って今度はもっと深いキスをした。

まりなはあっ！！っと言って今日に席を立ちあがる。




「ななせは？」


と聞くまりな。


やってしまったという顔をしていた。



「ななせは、もう帰ったぞ」




と言うと荷物を急にまとめだして


「あっ、そうなんだ。私帰るね」




と教室を出ていこうとした。


でも、窓を見ると土砂降りの雨。



引き留めるしかなかった。
引き留めて一緒に居たかった。