俺、鈴木かずやは生徒と不倫しています。
まりなの中は、俺が経験してきた誰よりも気持ちがよかった。



ああ、もう、だめかもしれないと思ったとき、まりなを強く抱きしめながら、俺たちは一つになった。


終わった後、まりなは俺の横で寝て行ってしまった。

気が付くともう、夜の7時だ。




まりなの寝顔を携帯に収める。

顔に掛かった髪を分けながら微笑む。






まりなを申し訳なさそうに起こすと




「帰ろっか」


と言うと




「ありがと」




まりなはひとつ大人になった魅力的な女性になったなと感じた。
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