世界が思いどおりになったら2幕「行動」
「飯田さんお久しぶりですね」


小さなバーだった、飯田は週一回このバーで夜を過ごしていた

後藤の調べでは一番古い愛人にやらしているという


「笹島さんかい、何故ここがってな事言ってもしょうがねえか」


「今度の件は、とんだとばっちりだったな」


「ええ まいりましたよ」



「手打ちの条件はのむのかい」

 

飯田の言葉は微妙だ、どちらにもとれる、腹の探り合いをしている暇は無い一か八かに賭けるしかない、そんな状況だ


「とてものめる条件じゃないですな」


「だろうな 条件のめば奴は最強になるぞ」


「実弾が入りますからな」


「ああ うまい手を考えたもんだな」
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