闇と光 ~信じて~
【麗奈side】
「絶対、絶対信じてるからね!」
横を通り過ぎたカップルがそう言っていた。
「・・・馬鹿馬鹿しい。」
私は、そのカップルに目もくれず通り過ぎる。
信じる。信じて。
その言葉は、嫌いだ。
愛していた人に信じられなくなる。
信じても、信じてもらえない。
それは、本当に苦しいこと。
だから、そうならないためにも私は・・・。
信じる事をやめた。
信じるなんて、馬鹿馬鹿しい。
どうせ、いつか裏切られる。
それを、痛感したから。
そして、私は捨てた。
悲しくなるのも、辛くなるのも感情があるから。
だから、私は感情を捨てた。
感情が無くなると、すごく楽になった。
でも、それと同時に嬉しいことや楽しいことにも何も感じなくなった。
それで、いいの。
私は、傷つかなければそれでいい。
そうでしょう?
「絶対、絶対信じてるからね!」
横を通り過ぎたカップルがそう言っていた。
「・・・馬鹿馬鹿しい。」
私は、そのカップルに目もくれず通り過ぎる。
信じる。信じて。
その言葉は、嫌いだ。
愛していた人に信じられなくなる。
信じても、信じてもらえない。
それは、本当に苦しいこと。
だから、そうならないためにも私は・・・。
信じる事をやめた。
信じるなんて、馬鹿馬鹿しい。
どうせ、いつか裏切られる。
それを、痛感したから。
そして、私は捨てた。
悲しくなるのも、辛くなるのも感情があるから。
だから、私は感情を捨てた。
感情が無くなると、すごく楽になった。
でも、それと同時に嬉しいことや楽しいことにも何も感じなくなった。
それで、いいの。
私は、傷つかなければそれでいい。
そうでしょう?
< 1 / 9 >