きみのひだまりになりたい
あとがき



こんにちは、マポンです。

「きみのひだまりになりたい」を最後まで読んでくださってありがとうございます。いかがでしたでしょうか。



これは、わたしの後悔の話です。けれども、後悔を物語として晴らすために書いたのではなく、まひると朱里に託すために書きました。


わたしには言えなかったこと。真っ直ぐになれなかったこと。逃げ続けてしまったこと。苦しみも生きづらさもすべて、忘れられないし、ずっと後悔したままなんだろうと思います。

だからこそ、書かなければいけないと思いました。ひとりよがりでもわがままでも、まひると朱里の思いとして、大切にしたかったんです。



【こい(恋、故意、来い)と言わずとも、あい(愛、I、会い)に行く】

をテーマに、ちいさくともたくさんのひだまりを描いてきました。展開やセリフはもちろん、名前や章タイトルにもこだわりを詰めこみ、思い入れがとても強くなりました。


逃げてもいいんだと、それでもきっとどこかにやさしさはあるのだと、少しでも伝わっていますように。



また、余談ですが、「純愛関係図」の結月、茜、遥陽とこのお話で再び出会う機会をつくることができて幸せでした。



最後になりますが、改めて。
本当に本当に、最後まで読んでくださってありがとうございました。このお話を通して、やさしさに触れていただけたら、とてもうれしく思います。


このお話と出会ってくださったすべての方々に、幸があらんことを。



2021/03/20
マポン

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