それは白い華
眩暈

逢えるの?

逢えないの?

迎えに行くよ

きっと来ないわ

必ず行くよ

もう遅いわ

時間を気にする子ではないだろう

…じゃ、待つ

うん








相手の顔を覗きこんだ
陰になっていてはっきり見えない

手を延ばした瞬間
夢の世界からもどされた

「またか…」

多分私は泣いていた
目覚めても、胸に甘い痛みがある
いつからだろう
こんな夢を見るようになったのは

現実にはありえないわ
それとも願望なのかしら

そうね
今のすべてにうんざりしてるからかもね

また朝がきた

永遠に朝なんて
こなければいいのに
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop