ファンタジー
麟道/著
- 作品番号
- 1555702
- 最終更新
- 2019/05/04
- 総文字数
- 5,925
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 729
- いいね数
- 0
気がつけば私は真っ黒な殺風景の場所に居た。
「ここはどこ…?」
どうしてここにいるのか、ここがどこなのか、どうやって来たのか何も分からなかった。
私は学校の制服を着ていて、足元はなぜか裸足だった。
学校の帰りに何かあった…? だめだ。全く思い出せない。
聞こえる音は私のペタペタという足音だけ。
「どうやったらここから出られるんだろう…」
「知りたいですか?」
私の声じゃない声が初めて聞こえて顔を上げた。そこには
綺麗な金色の髪をした女神様のような人が立っていた。
「貴方は!?ここはどこ!?どうやったら出れるの!?」
「まぁ慌てないで、まずはこれを見てください「
そう言って女神様は大きなスクリーンのような物を反映させた。そこには私も見たことがある日本の夕方のニュース番組が放送されていた。
「今日の夜7時ごろ、学校の帰宅途中の女子高生がトラックに轢かれ死亡しました」
リポーターがいる事故現場は私の通学路だった。そして、
「死亡したのは17歳の花宮香奈はなみやかなさんです」
死亡と表記された被害者の名前、そして顔写真、それは私だった。
「わかりましたか?貴方は死んでしまったのです。普段ならこのまま天国に行くか、地獄に行くか私が決まるのですが、貴方は若いのである事を条件に現世へ生き返らせてあげましょう」
確かに私はまだやり残した事は沢山あるし、ましてや死んだなんて信じられなかった。でも…
「女神様、私は本当に死んだのでしょうか?トラックに轢かれたときなんて全く思い出せないですし」
「あら、信じてないみたいですね。それではこの写真を見たら信じてくれますか?」
そう言って女神様は指をパチンと鳴らしてスクリーンに写真を映し出した。その写真は私だった。いや、正確に言えば私の死体だった。 全身が赤い血で染まっており、手と足は曲がってはいけない方に曲がっている。お腹からは内臓が飛び出していた。
「っ…。オェェ」
私は私の死体を見て嘔吐してしまった。
これが私?嘘?
「あら、少し刺激が強すぎたようですね。しかし残念ながらこれは真実なのです。どうしますか?生き返るための条件受けますか?」
「わかりました。受けます」
「ここはどこ…?」
どうしてここにいるのか、ここがどこなのか、どうやって来たのか何も分からなかった。
私は学校の制服を着ていて、足元はなぜか裸足だった。
学校の帰りに何かあった…? だめだ。全く思い出せない。
聞こえる音は私のペタペタという足音だけ。
「どうやったらここから出られるんだろう…」
「知りたいですか?」
私の声じゃない声が初めて聞こえて顔を上げた。そこには
綺麗な金色の髪をした女神様のような人が立っていた。
「貴方は!?ここはどこ!?どうやったら出れるの!?」
「まぁ慌てないで、まずはこれを見てください「
そう言って女神様は大きなスクリーンのような物を反映させた。そこには私も見たことがある日本の夕方のニュース番組が放送されていた。
「今日の夜7時ごろ、学校の帰宅途中の女子高生がトラックに轢かれ死亡しました」
リポーターがいる事故現場は私の通学路だった。そして、
「死亡したのは17歳の花宮香奈はなみやかなさんです」
死亡と表記された被害者の名前、そして顔写真、それは私だった。
「わかりましたか?貴方は死んでしまったのです。普段ならこのまま天国に行くか、地獄に行くか私が決まるのですが、貴方は若いのである事を条件に現世へ生き返らせてあげましょう」
確かに私はまだやり残した事は沢山あるし、ましてや死んだなんて信じられなかった。でも…
「女神様、私は本当に死んだのでしょうか?トラックに轢かれたときなんて全く思い出せないですし」
「あら、信じてないみたいですね。それではこの写真を見たら信じてくれますか?」
そう言って女神様は指をパチンと鳴らしてスクリーンに写真を映し出した。その写真は私だった。いや、正確に言えば私の死体だった。 全身が赤い血で染まっており、手と足は曲がってはいけない方に曲がっている。お腹からは内臓が飛び出していた。
「っ…。オェェ」
私は私の死体を見て嘔吐してしまった。
これが私?嘘?
「あら、少し刺激が強すぎたようですね。しかし残念ながらこれは真実なのです。どうしますか?生き返るための条件受けますか?」
「わかりました。受けます」
- あらすじ
- 不運な事故により命を落とした女子高生、花宮香奈
生き返るために女神様から出された条件、それは魔法少女になって世界を救う事だった。
しかしこの選択が香奈の2回目の人生の悲劇の始まりだった。
グロテスクなシーンや裸足フェチの為のシーンが多めになっています
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