そんなあなたが大好きでした。
「ほんとにりほとなほは仲良いな!」
蒼ちゃんの笑顔に泣きそうになる。
大好きなこの笑顔で泣きそうになる日が来るなんて小さい頃の私は想像もしていなかっただろうと思う。
りほが勢いよくドアを開けて、蒼ちゃんに声をかける。
「おう、帰ろーぜ」
蒼ちゃんは立ち上がると、早速帰り支度をし誰よりも早く体育館を出る。
これは、蒼ちゃんと律くんがモテすぎる故、女子に囲まれる前に帰るためである。
私達は、昇降口に行きそれぞれ自分の靴箱をから靴をとって帰ろうとしていた。
「あれ、手紙が入ってる」
帰ろうと靴を履いた私たちの後ろで
りほが声を出した。
「あー、、、じゃあ俺らは先帰ってるな?」
その手紙の送り主と内容を察した蒼ちゃんは少し気まずそうに、切なそうに笑って
そう言った。
「ごめん、気遣わせて。
そうして貰えると助かるかな」
少し眉を下げながらも笑ったりほは、
「バイバイ、
明日はちゃんとみんなで帰ろうね!」
と言って、校舎内に姿を消した。
蒼ちゃんの笑顔に泣きそうになる。
大好きなこの笑顔で泣きそうになる日が来るなんて小さい頃の私は想像もしていなかっただろうと思う。
りほが勢いよくドアを開けて、蒼ちゃんに声をかける。
「おう、帰ろーぜ」
蒼ちゃんは立ち上がると、早速帰り支度をし誰よりも早く体育館を出る。
これは、蒼ちゃんと律くんがモテすぎる故、女子に囲まれる前に帰るためである。
私達は、昇降口に行きそれぞれ自分の靴箱をから靴をとって帰ろうとしていた。
「あれ、手紙が入ってる」
帰ろうと靴を履いた私たちの後ろで
りほが声を出した。
「あー、、、じゃあ俺らは先帰ってるな?」
その手紙の送り主と内容を察した蒼ちゃんは少し気まずそうに、切なそうに笑って
そう言った。
「ごめん、気遣わせて。
そうして貰えると助かるかな」
少し眉を下げながらも笑ったりほは、
「バイバイ、
明日はちゃんとみんなで帰ろうね!」
と言って、校舎内に姿を消した。