あたしの背中の青い鳥
『なんで無理なの?』
『好きな子できたの?』
『一緒にいたら楽しかったじゃん?』








ショウゴはため息をつく。
何のため息何だろう?





いつのまにか
約束の5分間に近づいてる。



『俺は』

『もう…』





(もぅ、の後に続く言葉は
良いものだった試しがない)





『お前のこと、好きじゃないから。』






そしてショウゴは立ち上がり
『もう、話すこともないし、俺行くわ』





とうに5分間は過ぎていた。


タイム・オーバー

そう私は感じた。
< 13 / 15 >

この作品をシェア

pagetop