天然たらしが本気を出す時。
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そして着々と日は経ち、私はいつもと変わらない日々を送っている。
が、周りでは1つ大きく変わったことがある。
それは
「あ、堀北と麻里ちゃんだ。お似合いだね~」
「ね。これで私の恋の安泰も確保されたわー」
そう。麻里ちゃんと堀北が付き合い始めたことだ。
それも昨日から。
あの日、私が帰ったあとも2人はずっと話していたそうだ。すごく距離が縮まったと、ありがとうと、麻里ちゃんからメールが来てきたのを思い出す。
ミユとマイの会話を聞きながら、窓から校門にいる2人を眺める。
案外不思議なもので、二人が付き合い始めたと聞いた時、私はそれほど落ち込まなかった。
多分、麻里ちゃんには勝てないとどこかで諦めていたんだと思う。
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そして着々と日は経ち、私はいつもと変わらない日々を送っている。
が、周りでは1つ大きく変わったことがある。
それは
「あ、堀北と麻里ちゃんだ。お似合いだね~」
「ね。これで私の恋の安泰も確保されたわー」
そう。麻里ちゃんと堀北が付き合い始めたことだ。
それも昨日から。
あの日、私が帰ったあとも2人はずっと話していたそうだ。すごく距離が縮まったと、ありがとうと、麻里ちゃんからメールが来てきたのを思い出す。
ミユとマイの会話を聞きながら、窓から校門にいる2人を眺める。
案外不思議なもので、二人が付き合い始めたと聞いた時、私はそれほど落ち込まなかった。
多分、麻里ちゃんには勝てないとどこかで諦めていたんだと思う。