秘☆め☆ご☆と♪(GL)
「言うわよ!!琴子、今のあなたは卑怯よ?」

「卑怯…? 」

「そうよ。何故私がそう思うかは、自分で考えることね」

百合は残りのお茶を飲み干して、勢いよくその場に立ち上がる。


「ちょっと、百合…?」

「……悪いけど、しばらく琴子の顔見たくないわ。理由はもちろんわかるわよね?もし分からないって言うのなら……もう私は知らないわ」


「あ、ちょっと!!」
私の声にも振り向かず、百合は行ってしまった。


今自分の身に何が起こってるのか理解できず。

家に帰ってからも、しばらく放心状態になっていた。
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