秘☆め☆ご☆と♪(GL)
「姫芽に嘘ついてまであの初恋の人と会ってたのには、理由があったからなんだ」

「理由?」

「うん・・・。あの人と会ってきちんとけじめをつけるため・・・」

「けじめって・・・?」


その先を聞くのが怖い・・・。

もう一度呼吸を整えて、ついにことちゃんは口を開く。


「私・・・姫芽のことが、好きなんだ」

「え・・・?」



今なんて言ったの?

これは夢?


「ことちゃん・・・私も好きだよ?」

「違う!私の思ってる好きは、そういう好きじゃないの!」

「え?どういう・・・」


ことちゃん・・・・言ってる意味が分からないよ。
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