秘☆め☆ご☆と♪(GL)
気になって、ことちゃんの胸に押し付けていた顔を上げてみた。

目が合うと、ことちゃんは優しく微笑んでくれた。


ことちゃんがこんなにも愛しい。

大好きだよ・・・。

私を抱き締めていたことちゃんの手が。

私の顔を包み込むように撫でる。


「姫芽・・・好きだよ」

耳元でことちゃんはそう呟く。

そこだけ麻痺したかのようで、痺れてしまう・・・。

ことちゃんの声は心地良くて・・・。


「ことちゃん、私もだよ・・・・大好き」


「姫芽・・・」

ことちゃんの目が、私も目を真っ直ぐ捉える。
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