秘☆め☆ご☆と♪(GL)
・・・ことちゃん、あまり見ないで。

恥ずかしいよ・・・。



「姫芽・・・目、閉じて?」

「え・・・」


これは夢?

何度も何度も夢の中で聞いたこのセリフ。

ううん、これは夢じゃない。

現実なんだ。


「姫芽・・・大丈夫。怖がらないで・・・」

おまじないのようにそう唱えてくる。

その言葉で私は、安心して目を閉じた。


これから何が起こるのかは、私も予想していた。

分かっていた。

ことちゃんの唇が私の唇に触れた。

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