秘☆め☆ご☆と♪(GL)
少なくとも私……嫌われてないよね?


そんなことを考えながら。

私とことちゃんは自然と手を繋いで、中庭の方へ向かった。


これって……もしかして、デート!?

そう思ってるのは私だけかもしれないけど……。

それでもいいの。

ことちゃんと二人きりになれるなら、どんな状況も嬉しいから。


このまま二人で、誰もいない世界へと行きたいくらい……。



しばらく歩くと中庭が見えてきた。

もう授業も始まる時間だから、私達だけしかいないと思っていたのだが……。

既にそこには先客がいたのだ。
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