先生と準備室
階段の裏
「ここ、いいでしょ」
先生がそう言った、この場所は
薄暗くて、肌寒く、お世辞でも心地良い
とは言えない空間。
だけど、
「ここね、俺の準備室。ほら、チョコとか
あるでしょ、この本も俺の趣味なんだよね。
あ、学校で俺と藤井しか知らないんだよ」
そう言われた瞬間、心地良く感じられた。
それはなんでだろう。
この部屋には似合わない、綺麗なソファ
があるからかな?沢山の本があるからかな?
どれも違う。
それは私が先生を好きだからなんだ。
先生と二人の秘密ができて嬉しかったから。
先生がそう言った、この場所は
薄暗くて、肌寒く、お世辞でも心地良い
とは言えない空間。
だけど、
「ここね、俺の準備室。ほら、チョコとか
あるでしょ、この本も俺の趣味なんだよね。
あ、学校で俺と藤井しか知らないんだよ」
そう言われた瞬間、心地良く感じられた。
それはなんでだろう。
この部屋には似合わない、綺麗なソファ
があるからかな?沢山の本があるからかな?
どれも違う。
それは私が先生を好きだからなんだ。
先生と二人の秘密ができて嬉しかったから。