先生と準備室
「ほら、涙止まった。
だけど…まだ流れてるのがあるな…
最後、ごめんな」
先生が私の瞼と頰にキスをする
「よし、涙無くなった。」
「え…」
「ごめん藤井。ごめんな…こんな教師で」
私は先生に抱きしめられたまま首を振る
「先生?私ね言ってないことがあるの。
あの日…2年前大倉先生を見た時
カッコいいって思った…私の…初恋だった」
「お前の初恋が…俺?」
「うん。それでね…私今も先生が好…」