先生と準備室
「嘘…ごめん…聞こえなかった…で、何?」
「いや…大丈夫?顔色良くないよ…?
本部の椅子が足りないから出してって
言われたから…」
「あ、そうなの?じゃあ、行こ?」
「うん…本当に大丈夫?」
しっかりしてよ?と私の背中を優菜が
叩く。その衝撃ですら倒れそうになった。
本部に着くと優菜が先生を呼んだ。
「大倉先生〜!来たよ!」
「木下と藤井ありがとな。じゃあここに
運んでくれる?」
「オッケー」
そんな会話をしている二人が見える。
「藤井、静かだなぁ?疲れたか笑?」