先生と準備室
ちゃんと呼べた…!

「佳奈、本当可愛すぎる…!」

そう言い、耳をパクッと食べる先生。

「ひゃっ!先生!?」

「佳奈…可愛い。ほら、りくって呼んでよ」

そう言った瞬間に廊下に足音が響く。

「先生!誰か来ちゃう!離して…?」

「ヤダ。こうするもん。」

先生は自分の上にある布団をかけ

私と先生を布団で包まるようにする。

「誰も来ないよ。佳奈。今日だけ…
甘えたい…俺も。」

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