先生と準備室
「それもそうか…笑笑」

「うん笑」

先生が運転しながら言う。

「俺ね、藤井から告白された時、
好きって言わせなかったでしょ」

「そうだよ!悲しかったんだから…
あぁ、無理なんだなって…」

「俺も、ダメだと思って手で口を塞いだん
だけど、自分の気持ちに負けたんだ。
藤井が好きって気持ちに。」

「ありがと、先生。
先生が言ってくれないとこの関係にはなれ
てなかったよ。」

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