先生と準備室
の元へ私を連れて行く。

「藤井さん!?どうした!?」

「フッ…ウゥ……ヒック…」

「藤井さんはとりあえず座って!
木下さん。ありがとう!もう戻っていいよ」

優菜は先生にそう言われ、ゆっくりと

私の顔をうかがいながら保健室を出て行った

「どうしたの?」

先生が座っている私の背中を撫でながら

尋ねる。

「ウゥ……ヒック……頭ッ…痛くて…
気持ち悪い…耐えられないッ…」

「そっかそっか。辛いね…。」
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