先生と準備室
私はテーブルの上にあったメモ帳を

一つちぎり、そばにあるペンで

想いを書いた。先生に対する最期の想い。

「ごめんなさい。ずっと好きです。
もう来れないなんて嫌だよ…先生」

一人でポツリと呟きながら

ペンを走らせる。

文字を書いているときは涙が流れ出て

まともに書けなかった。

「先生ありがとう。さよなら…」

ドアをゆっくりと閉めて教室に戻った。
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