先生と準備室
「何も考えないで良いから。
心配して、俺が勝手にしたことだからね。」

勝手にしたことって…

確かに先生がすぐに気づいてくれたり、

先生一人だけで私のことを見てくれている。

「ブランケットかけるよ。」

安田先生が貸してくれた大きいブランケット

が掛かる。それはすごく大きくて私の

体全部が埋まった。

「あったかい…」
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