先生と準備室
「良かったぁ…。
これから山道とかに入った
らもっと揺れちゃうらしいから
キツくなるかも」

「ぁ…ほんとですか…あ、
せんせ…席戻らなくていいの…?」

「ん?俺が藤井のこと見ておきたいから。」

そんなこと言われたら、せっかく先生への

想い消さなきゃって思ってるのに、

消せないよ…

「藤井、寝といた方が良いよ。
目、瞑っておいたら寝れるから、目瞑りな」

そう言われて目を瞑り、しばらくすると

本当に寝てしまった。

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