先生と準備室
「ちょ…優菜、声大き「どうかした?」

優菜が大きな声で言うから先生に気づかれた

「何もない!大丈…「佳奈が目眩、酷く
なってるって」

「嘘!?本当か?大丈夫?」

俺もストック、持つよ。と先生が言う。

「ほんと、大丈夫だから…」

私は先生と優菜を避けるように歩き続ける

「佳奈!待ってよ!」
「藤井!止まれ!足元フラついてる!」

雪に足を取られたまにグラっと体が

揺れる。だけど自分で自分のことはしたい。

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