先生と準備室
その言葉通り先生は当たり前の様に私の横に

座る。

「ほら、ブランケットかけて。」

ボーッとしていると手にあったブランケット

が先生の手に渡り、私の膝にかけられていた

「あ、ありがとうございます…」

「ううん。あ、バス動いたけど大丈夫そう?」

バスが動き、山道を走っているのか結構揺れる

「わかんない…けど、揺れてるから…」

「あー…そーだね。もう寝ちゃいなよ」

確かに寝てたらマシだよね。

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