先生と準備室
「ふぅ…終わった〜!」

「ありがとう。先生。」

先生がアドバイスしてくれたおかげで

全部まとめる事が出来た。

「なぁ…?藤井。」

急に先生が私の目を見て話す。

真剣な表情で目を見られ少しドキッとする。

「はい…?」

「大丈夫だからな。」

え…?

「お前は…藤井は役立たずなんかじゃない。」

「っ…。」

「むしろ、学級委員としても1人の女子生徒と
しても役に立って頼れる存在だからな?」
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