先生と準備室
と、声が返ってきた。

その、後輩たちの元気な声も余計に

気分を悪くするだけだった。

「休んだら良かった…「おはよう、藤井」

大倉先生だ。

「おはようございます…」

「どうした?具合悪い?」

なんで…?わかるの?

先生は私のこと、なんでも見透かすよね。

嬉しいけど…今日は心配かけたくないや。

「え?!大丈夫ですよ?いつも通りです」

「そうか?無理するなよ」

「はい。」

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