先生と準備室
だけど、最後の5回!と思い大倉先生の声を

無視しコートの横にシャトルが来たと想定し

動こうとした。

その時ーー

急に目の前が真っ白になり、足がもつれた。

足に激痛が走って足を抱えるように倒れこむ。

「藤井!」
「佳奈先輩!」

大倉先生とバドミントン部のみんなが近寄って

くる。

「ハァ…ハァ…ッ…ハァ…イッ…タイ…」

「おい!大丈夫か!?藤井!!おい!」

「ハァ…せんせ?…ハァ…ハァ…」

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