先生と準備室

「うーん。熱は…無いな。」

「え!?ちょっ!せ、先生?!」

「ん?どうかした?」

先生は慌てる私と正反対で自分が凄い事を

したって気づいていない。

「はぁ…大倉先生…」

優菜が溜息をつく。

「え、なに木下。俺なんかまずい事した?」

「はぁ…佳奈、授業始まる。行こ。」

「え!?木下!?」

優菜は先生を放って私を連れ体育の先生

の元へ集合し授業が始まった。
< 90 / 417 >

この作品をシェア

pagetop