先生と準備室
トップバッターは嫌になった。

「藤井さん!トップバッターお願い!」

え…

「あ…私トップバッ「お願い!ダメ?」

声が遮られる。

「や…その…「藤井はどうしたいんだ?」

大倉先生が私に尋ねる。

「私は…」

「私は…トップバッターは…ごめん」

「そっか。押し付けてごめんね!
じゃあ誰やる〜?」
「俺走るよ!」

みんなが再び考え直してくれた

「藤井さんはどっちがいい?2番か3番。」
< 94 / 417 >

この作品をシェア

pagetop