インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「幼馴染みとして最高だから、尚史とは今の関係のままでいるのが一番かなぁ……。この先お互いに誰かと結婚しても歳を取っても、ずっと一緒にいられたらいいなって思う」
「そうかなぁ……」
みっちゃんは私の言葉に納得がいかないようだったけど、もうすぐ昼休みが終わるので会社に戻ることにした。
エレベーターを降りてオフィスに入る手前で、佐和ちゃんが私の腕を掴んだ。
「モモちゃん、さっきの話だけど……私にも幼馴染みの男の子がいるんだけどね、昔はすっごく仲良しだったのに、大人になってお互いに恋人ができたら恋人が優先になったし、昔みたいに二人で遊ぶこともなくなったよ。いくら仲良しの幼馴染みでも、お互いが別の人と結婚したら、ずっと変わらず一緒にはいられなくなると思う」
「えっ……私と尚史もそうなる?」
「そうなると思うよ。もし逆の立場だったらどう?モモちゃんの旦那さんが幼馴染みの女の子とずっと一緒にいたいって言って、しょっちゅう二人きりで会ってたら、モモちゃんは許せる?」
そんなことは考えたこともなかった。
私には尚史がすぐ近くにいることが当たり前で、きっと尚史もそうなんだと、なんの疑いもなく思っていた。
「そうかなぁ……」
みっちゃんは私の言葉に納得がいかないようだったけど、もうすぐ昼休みが終わるので会社に戻ることにした。
エレベーターを降りてオフィスに入る手前で、佐和ちゃんが私の腕を掴んだ。
「モモちゃん、さっきの話だけど……私にも幼馴染みの男の子がいるんだけどね、昔はすっごく仲良しだったのに、大人になってお互いに恋人ができたら恋人が優先になったし、昔みたいに二人で遊ぶこともなくなったよ。いくら仲良しの幼馴染みでも、お互いが別の人と結婚したら、ずっと変わらず一緒にはいられなくなると思う」
「えっ……私と尚史もそうなる?」
「そうなると思うよ。もし逆の立場だったらどう?モモちゃんの旦那さんが幼馴染みの女の子とずっと一緒にいたいって言って、しょっちゅう二人きりで会ってたら、モモちゃんは許せる?」
そんなことは考えたこともなかった。
私には尚史がすぐ近くにいることが当たり前で、きっと尚史もそうなんだと、なんの疑いもなく思っていた。