インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「そうじゃなくて……俺は早くモモと一緒に暮らしたいんだけど。わかってる?」
「おっ、おぅ……」
尚史が『毎日同じベッドで一緒に寝たい』と言っていたことを思い出して頭に血が昇り、一気に顔が熱くなった。
一緒に寝たらまったく何もしないと言うのは無理だとも言っていたし、毎晩何をされてしまうのかと緊張してきた。
私はちゃんと眠れるだろうか。
「モモ、顔赤いぞ。何考えてるんだ?」
「えっ?!やらしいことなんか何も考えてないよ!」
「俺、そこまで言ってないけど?」
しまった、墓穴掘った!!
恥ずかしくてさらに顔が真っ赤になっているのがわかる。
尚史は笑いながら私をギュッと抱きしめて、熱くなった頬に口付けた。
「可愛いなぁ……。今すぐ食っちまいたい」
「えっ?!嘘でしょ?!」
「嘘」
「なんだ……びっくりさせないでよ……」
ホッとしたのもつかの間、尚史は私の耳に唇が触れそうなほど顔を寄せる。
「そう思ったのは嘘じゃないけどな。でも今はまだ我慢するから……キスしていい?」
耳元で囁かれると、耳がジンジンして鼓動が速くなって、しびれるような感覚が全身を駆け巡った。
「おっ、おぅ……」
尚史が『毎日同じベッドで一緒に寝たい』と言っていたことを思い出して頭に血が昇り、一気に顔が熱くなった。
一緒に寝たらまったく何もしないと言うのは無理だとも言っていたし、毎晩何をされてしまうのかと緊張してきた。
私はちゃんと眠れるだろうか。
「モモ、顔赤いぞ。何考えてるんだ?」
「えっ?!やらしいことなんか何も考えてないよ!」
「俺、そこまで言ってないけど?」
しまった、墓穴掘った!!
恥ずかしくてさらに顔が真っ赤になっているのがわかる。
尚史は笑いながら私をギュッと抱きしめて、熱くなった頬に口付けた。
「可愛いなぁ……。今すぐ食っちまいたい」
「えっ?!嘘でしょ?!」
「嘘」
「なんだ……びっくりさせないでよ……」
ホッとしたのもつかの間、尚史は私の耳に唇が触れそうなほど顔を寄せる。
「そう思ったのは嘘じゃないけどな。でも今はまだ我慢するから……キスしていい?」
耳元で囁かれると、耳がジンジンして鼓動が速くなって、しびれるような感覚が全身を駆け巡った。