インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
その手は頬から首、鎖骨、そして胸元へとゆっくり下りて私の左の胸の膨らみをなぞり、手のひらで優しく包み込んだ。
そして胸元にそっと口付ける。
柔らかい尚史の唇の感触に私の肩がビクッと震え、恥ずかしくて少しくすぐったくて、私の口から吐息混じりの小さな声がもれる。
そんな声が出てしまったことがまた恥ずかしくて、私は顔を真っ赤にしてギュッと口を結んだ。
「モモ、可愛い……。好きだよ、大好きだ」
「私も……好き……」
「もっと触ってもいい?」
「……うん」
尚史は壊れものを扱うように優しい手つきで私の肌を撫で、ゆっくりと唇と舌を這わせる。
胸の膨らみの先を指先と舌で愛でられると、抑えきれなくなった甘い声が自分の耳にも響いた。
こんな声が自分から発せられたことが死にそうなくらい恥ずかしい。
私は涙目になりながら、自分の指を噛んで声を堪える。
「ヤバイ……。モモが可愛すぎて理性が吹っ飛びそう……。少しだけで我慢するつもりだったけど、全部触りたい……」
尚史は余裕なさげな声でそう言って、手を下の方へと滑らせる。
「尚史……ちょっと待って……」
そして胸元にそっと口付ける。
柔らかい尚史の唇の感触に私の肩がビクッと震え、恥ずかしくて少しくすぐったくて、私の口から吐息混じりの小さな声がもれる。
そんな声が出てしまったことがまた恥ずかしくて、私は顔を真っ赤にしてギュッと口を結んだ。
「モモ、可愛い……。好きだよ、大好きだ」
「私も……好き……」
「もっと触ってもいい?」
「……うん」
尚史は壊れものを扱うように優しい手つきで私の肌を撫で、ゆっくりと唇と舌を這わせる。
胸の膨らみの先を指先と舌で愛でられると、抑えきれなくなった甘い声が自分の耳にも響いた。
こんな声が自分から発せられたことが死にそうなくらい恥ずかしい。
私は涙目になりながら、自分の指を噛んで声を堪える。
「ヤバイ……。モモが可愛すぎて理性が吹っ飛びそう……。少しだけで我慢するつもりだったけど、全部触りたい……」
尚史は余裕なさげな声でそう言って、手を下の方へと滑らせる。
「尚史……ちょっと待って……」