インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「おいで」
あまりにも胸キュンなシチュエーションにまたしてもハートを撃ち抜かれ、激しく萌え死にそうになっていると、尚史は「ほら、早く」と手招きして促す。
「う……うん……」
尚史の胸に頭を乗せて隣に横になると、尚史は私を包み込むように優しく抱きしめて、私の額にキスをした。
こんな風に尚史に抱きしめられると、やっぱりまだドキドキする。
「ついこの間まではこの部屋で二人になってもひたすらゲームばっかしてたのに、今は新居とか結婚式の相談してるって、なんか不思議だよな」
「ホントにね。私もまさか尚史と結婚するとは思ってなかった」
「俺は何がなんでも絶対にモモと結婚するんだって思ってたから、今はそれが現実になって、幸せ過ぎてヤバイ」
「大げさだなぁ……」
「大げさじゃなくて。一緒にいるときいつも、モモのこと抱きしめたいとか、キスしたいとか思ってたけど、思うだけでできなかったから。今こうしてるのがすげぇ嬉しい」
尚史はいつだってゲームに夢中だとばかり思っていたのに、ひそかにそんなことを考えていたなんて!
もしかしたら私は、尚史の妄想の中で何度も丸裸にされていたのでは……?
あまりにも胸キュンなシチュエーションにまたしてもハートを撃ち抜かれ、激しく萌え死にそうになっていると、尚史は「ほら、早く」と手招きして促す。
「う……うん……」
尚史の胸に頭を乗せて隣に横になると、尚史は私を包み込むように優しく抱きしめて、私の額にキスをした。
こんな風に尚史に抱きしめられると、やっぱりまだドキドキする。
「ついこの間まではこの部屋で二人になってもひたすらゲームばっかしてたのに、今は新居とか結婚式の相談してるって、なんか不思議だよな」
「ホントにね。私もまさか尚史と結婚するとは思ってなかった」
「俺は何がなんでも絶対にモモと結婚するんだって思ってたから、今はそれが現実になって、幸せ過ぎてヤバイ」
「大げさだなぁ……」
「大げさじゃなくて。一緒にいるときいつも、モモのこと抱きしめたいとか、キスしたいとか思ってたけど、思うだけでできなかったから。今こうしてるのがすげぇ嬉しい」
尚史はいつだってゲームに夢中だとばかり思っていたのに、ひそかにそんなことを考えていたなんて!
もしかしたら私は、尚史の妄想の中で何度も丸裸にされていたのでは……?