インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「早くモモと一緒に暮らしたいなぁ……。おやすみって言ったあとに別々の家に帰るの、マジでつらい」
「うん、私も同じこと思ってた」
「明日部屋借りたら、ベッドだけ先に買いに行くか?」
「それもいいけどね。住むのはやっぱり、ちゃんと暮らせるように準備整えてからの方がいいんじゃない?」
「それもそうか。じゃあ急いで準備しよう」
毎日会えるのに離れがたいなんて、私たちはどれだけお互いのことが好きなんだろう。
同じ場所に帰って一緒に眠れる日が来るのはもうすぐなのに、その数日がとても待ち遠しい。
二人きりの新婚生活を思い浮かべるとドキドキソワソワして、胸の奥がくすぐったくなる。
「ホントはまだ帰したくないけど……もう遅いし、そろそろ帰るか」
「うん、そうだね」
公園から家までの道のりでも、離れている時間も寂しくないように、手を繋いで歩きながら何度もキスをした。
いくら夜更けとは言え、実家のすぐ近所でこんな風にイチャイチャするなんて、どう考えても私たちは完全に浮かれきったバカップルだ。
だけど尚史が隣にいることや、素直に好きだと気持ちを伝えられること、お互いを求め合って触れ合えることは、本当に幸せだと思った。
「うん、私も同じこと思ってた」
「明日部屋借りたら、ベッドだけ先に買いに行くか?」
「それもいいけどね。住むのはやっぱり、ちゃんと暮らせるように準備整えてからの方がいいんじゃない?」
「それもそうか。じゃあ急いで準備しよう」
毎日会えるのに離れがたいなんて、私たちはどれだけお互いのことが好きなんだろう。
同じ場所に帰って一緒に眠れる日が来るのはもうすぐなのに、その数日がとても待ち遠しい。
二人きりの新婚生活を思い浮かべるとドキドキソワソワして、胸の奥がくすぐったくなる。
「ホントはまだ帰したくないけど……もう遅いし、そろそろ帰るか」
「うん、そうだね」
公園から家までの道のりでも、離れている時間も寂しくないように、手を繋いで歩きながら何度もキスをした。
いくら夜更けとは言え、実家のすぐ近所でこんな風にイチャイチャするなんて、どう考えても私たちは完全に浮かれきったバカップルだ。
だけど尚史が隣にいることや、素直に好きだと気持ちを伝えられること、お互いを求め合って触れ合えることは、本当に幸せだと思った。